2008年1月15日火曜日

第3番

映画をより理解してお伝えしていくために、第3番をプロジェクトメンバーと観ました。

~故星野道夫に捧ぐ~
探検家で写真家の星野道夫氏が、出演直前にヒグマに襲われて亡くなられました。
そのため追悼フィルムという作品になっています。
1番、2番とは違う、星野さんの足跡を辿り、生前親交のあった人々にインタビューをしていきながら、他の出演者の話を織り交ぜていく形です。
3番は魂の旅だと思います。

インタビューでは星野さんがほんとに愛されていたんだということが、ひしひしと伝わってくる内容でした。そしてみんなの心に生きていると感じました。
メンバーの感想で、♪千の風になって という歌を映像にしたようだという意見がありました。
僕もそう思いました。
アラスカの大地を流れる風や、やわらかな日の光になってみんなを優しく包んでくれている。そんな風に感じました。
生前の生き方がすばらしかったから、それだけ慕われているんだとも思いました。
インタビューを受けたみなさんは亡くなられた意味をすごく考えて悲しみを感じながらも、穏やかに素直に受け止めておられていました。
これまでの作品のようにある意味説教臭さがなくて、静かなインタビューとアラスカの美しい景色に癒される内容です。
3番のファンの方が多い理由がわかりました。

他の出演者も星野さんとは直接関係ないですが、どこかで繋がっていると思いました。

生と死、時間を越えた人と人との繋がり、故郷そして人は何処に行くのかとか、深いけどどこかでホッとできる作品です。

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